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行事計画

 ひとくちに行事といっても、保育園には実に多くの行事が、存在します。4月の入園式や3月の卒園式という、儀式的な行事もあれば、 運動会、おゆうぎかいなど、日常の保育成果を発表する行事もあります。その他、母の日・父の日・七夕・豆まき・ひなまつりなどの季節 行事や遠足・見学などの体験行事から保護者との連携のための保育参観などなど、数えあげれば枚挙にいとまがありません。特に、最近は地域との交流事業が盛んになり、郷土色豊かなねぶた祭りなどもあり行事にふりまわされているような感じさえうけます。しいては、ゆとりを失った保育者が子どもに及ぼす影響やゆきすぎたハードな練習が 参加を楽しむ心情より、強制的にやらされているといった、子どもにとって登園拒否的傾向を生じさせる状況もないとはいえません。一人一人の欲求を大切に、情緒の安定を図り、子どもの主体性を尊重して子どもたちが楽しく行事を行なっていくという原則にたって、内容を決めていかなくてはならないと思います。そのためには、

  1. その行事が、子どもの発達や興味に即していて楽しく参加できるものであること。

  2. 一人一人のちがいに対する配慮が可能で各々の生活経験を豊かにするもの。

  3. 行事のため、日々の生活がこま切れにならず、日常保育との調和がとれていること。

などを考慮しながら行事に取り組んでいきたいと考えています。

 

また、行事を行なううえで配慮したいことは、

(1)楽しく参加する行事

発表会的性格をもつ行事は、ともすると、よい結果を得ることを目指し、「じょうずに」「そろって」「きちんと」「美しくまとめる」等が前面に出ることが多いようです。そのようなことを目指す 保育者自身が、行事に至るプロセスにおいて「盛り上がってきた」 という判断をしているなかで、子どもが荒れているという状況が、 様々に見られることがあります。親たちから「よかった」「みごとだった」という評価を受けるためではなく、子どもたちが真に楽しいと感じ、喜びをもってやってみようという意欲を引き出すことこ そ大切にしたいものです。結果的にみごとではなく、また失敗した としても、そこに至るプロセスにおいて何が育ったかという、視点こそを大切に考え、子どもたちからみて「される行事」から「する行事」への適切な指導と配慮が必要です。 

(2)マンネリ化を防ぎ楽しく意欲的な行事

内容がマンネリ化すると、行事に対する意欲が減退してしまいますので、特に次の事項についての留意が必要と考えています。

  1. 前年度の反省点を引き継ぎ、確実に生かすと共に記録を基にしっかりとリーダーに引き継ぐようにします。

  2. 行事が近づいてから急に計画を出すことのないように、計画日程を余裕をもって立てておくようにする。 

 遠足は、年に3回行なう予定で、春には家族みんなでいく親子レ クリエーション遠足(バス遠足)を、秋には保育者と園児との触れ 合い遠足を、そして同じく秋には、年長児だけの思い出づくりの 小遠足=卒園トラベルを行なうことにしています。親子レクリエー ション遠足は大型バス3台をチャーターして行ないます。「親子で 遊ぶレクリエーション」という目的から、おとうさんやおかあさん が休める方が良い日曜日に今年度も予定しております。現地へ到着 までの間、バスの中ではゲームや歌などを歌って楽しく過ごし、春 の自然の中で親子の触れ合いが十分できるように現地での遊びも工 夫して行ないたいと思います。また、公共でのマナー指導も十分に 取り入れ、遠足への目的を深めていこうと思っています。秋の遠足 は、昨年雨が降ってもいける所を前提に考えたので、今年度も下見 を充分にし、安全確認をしたうえで、天候に左右されない場所を検 討して決めたいと考えています。 
 さらに、今年度も園の楽しい思い出づくりのひとつとして年長児 だけの小遠足=卒園トラベルを行ないます。この卒園トラベルは 毎年卒園の際に聞く『何が思い出に残っているか?』では、常に上 位を占めている人気の高い行事ですので、社会性を養いながら 担任の保育者との楽しい一日を過ごせるようにと考えています。

おとまりかい

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 毎年、夏の行事のしめくくりとして行なわれていた、おとまりかいですが、ねぶた・夏祭りの行事が近過ぎる(ねぶたの-週間後) ため、今年度も6月の下旬の土曜日・日曜日に行ないたいと考えています。主旨は「クラスの友達や保育者との交流を深め、自立心を 育てること」として、4,5歳児の希望者が保育園に一泊します。 一度家に帰り、夕食を食べた後、保護者に送られて、再び夕方保育園に集合します。あいさつも『こんばんは!』とはずかしげに言いながら、おとまりかいという行事に不安と期待をもって園内に入り諸注意をうけて始まります。最初はホールに集合し、みんなでリズム遊びをしたり、保育者のミニイベントや出し物やゲームなどを楽しみ、今年度も子どもたちの就寝時間の関係から、あまり時間のかからない、ミニパーティ形式で軽いおやつやジュースを飲んで、 不安を取り除き楽しく過ごせるようにしたいと思います。今年度も子どもたちの思い出に残るようなことを計画したいと考えています。 そして、終了後に、楽しかったNO.1にあげられる、ちょっぴりこわい肝だめしを行ないます。最後に記念撮影をして、ホールにおいて全員の友達と一緒に就寝します。家庭では味わえない楽しさと寂しさを子どもたちは経験します。次の日の朝は、起きてから保育園の周りを全員で散歩して、全員一緒に朝食をとり、帰る準備をして、保護者のお迎えを待ちます。今年度も、何をして楽しみたいのか、子どもたちとよく話し合い遊びやゲームが発展していけるよう に相談し、自主的で意欲的なおとまりかいにしたいと考えています。

ねぶた・夏祭り

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 青森の伝統芸能“ねぶた”を小さい頃から慣れ親しむことを基本として、今年度も、いつもより同じように7月の第3週の土曜日の 夕方前、まだ外が明るい時間から始めたいと思います。子どもたちが、一生懸命練習した踊りの成果の発表を兼ねて、半纏に豆絞りのいでたちで、扇ねぶた2台と箱ねぶた2台、かつぎねぶた1台で、 保育園周辺を練り歩き、途中で地域の人達に子どもたちのかわいい踊りと卒園児と在園児の兄姉による正調ねぶたばやしを披露します。 その後、保育園に戻り、出店での買い物やおでん、おにぎり等を食べながら出店祭りを楽しみます。また、保育園からは来た人全員にアイスキャンデーをプレゼントし、会場周辺の人達や卒園児たちと交流を深める楽しいひとときとしたいと思います。 年長児の園児自身が作る“かつぎねぶた”ですが、今年度も子どもたちと相談しながら、楽しく制作し、昨年以上に盛り上げたいと思っています。そして、2週間ほど前から、近くのお店などにイベ ント宣伝ポスターを貼っていただいて、地域の方々にも関心をもってもらうと同時に、保育園の宣伝も行ないたいと考えています。 また、職員全員で協力して作った、『交通安全折り紙金魚ねぶた』が地域の方々に大変喜ばれているので、今年度も配っていきたいと考えています。 さらに、例年行なっている『ねぶた正調ばやし講習会』ですが、 年々参加者が少なくなってきているので、今年度も近隣の小学校へ参加募集のポスターを貼らせていただく予定です。

運動会

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 子どもたちに運動を通して自己表現の出来る楽しさを体験させる ためと、日常の保育の中で身につけ、積み重ねの成果を発表する場 として行なっています。時期的には、今年度も9月中旬の日曜日を 予定しています。会場は、園庭が狭いため他の場所を借用する以外 ないので、今年度も幸畑小学校のグランドを借りて行なう予定です。 さらに、本番前日の土曜日は授業がないため、前日もグランドを 借用して、午前中は予行練習を行ない、午後は会場整備を行ないた いと思います。競技の種目は、ウォーキングと日常の体育遊びなど の積み重ねの成果をみてもらえるようにし、内容や時間配分も子ど もたちちに負担のかからないように、プログラムをよく検討し、準 備のかかる種目の位置を考えたり、準備方法を変えたりしています。 また、運動の苦手な子でも楽しめるように内容を工夫し、毎年流行 の曲やその年にあった大きな出来事、アニメの曲などのタイトルを 取り入れたりしながら、ユニークな楽しい内容のプログラムにして います。定着してきた、午前終了の運動会では、『つなひき』や 『玉入れ』は1年ごとに交替で行なうことになっていたので、今年度は『つなひき』を行います。また、雨天の際は幸畑小学校の体育 館の借用予定になっています。ただ、当日に場所の変更を決定し、 お知らせするのでは、父母の方々への連絡や準備時間などの関係で、 無理を生じますので前日のうちに、雨の確率で判断し、決定して お知らせしたいと考えています。

おゆうぎかい

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 夏から秋、そして冬に大きく成長した子どもたちの様子を父母の方々に見てもらえる良い機会であり、今年度も園舎向かいコロニー協会の駐車場が借用できる12月中旬の日曜日に予定しています。 「おゆうぎかい」を通して、子どもたちには表現することの楽しさや友達と協力してつくりあげるうれしさ、そして豊かな心を育て、 また、役割を担うことにより、責任感のある自主的、実践的な経験ができるように内容を工夫して行ないたいと思っています。また、 保育者の言われるままに子どもたちが表現するのではなく、子どもなりに想像力を発揮できるように、相談や声がけをしながら、子どもが意欲的に表現出来る、おゆうぎかいにしていきたいと考えています。場所は保育園のホールを使用し、スポットライト2基、ホリゾントライトを使用して他の会場に引けを取らないライト効果と音響効果を出したいと考えています。手作りの良さを、また手作りでなければ出来ないようなことを中心に行います。 
 さらに今年度も各部屋へステージの模様をテレビ配信して何のおゆうぎ等をしてるのか、すぐわかるようにしたいと考えています。 子どもたちへの、おゆうぎかいの練習には時間がかかるので、ぎりぎりになってからではなく、普段からおゆうぎそのものに慣れさせ るようにしたいと考えています。そのためにおゆうぎのCDは講習会が行われる夏のうちに購入するつもりです。今年度も、クラス自体が混合ですので、各クラスにあったおゆうぎ等を無理なく楽しく覚えて発表し、自信をつけさせたいと思っています。また、普段目立たない子にも役をもたせ自信をつけさせると共に積極性を育てた いと考えています。また、感染症による拡大予防と防災のために、 見学者を2親等以内にした人数制限は当分の間、続けていきたいと思います。さらに、例年通り中央に通路をつくり、トイレへの出入りなどに使用したいと考えています。

クリスマス会

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 今年度は、12月25日に予定しています。その日は乳児も含めて全員ホールに集まり、クリスマスのお話を聞いたり、歌をうたいながら、子どもたちは期待をもち、サンタクロースが来てくれるのを待ちます。子どもたちに夢をもたせるために毎年職員が扮するのではなく父母の方や卒園児にお願いして長ぐつに雪をつけたり鈴の 音を響かせたりしながら、入場してきます。サンタクロースから子どもたちは、キャンドルに火をつけてもらい、お祈りをしたりプレゼントをもらったあと、子どもたちがお礼に、歌を披露して、サンタクロースに頭をなぜてもらったり、握手をしてもらってお別れします。その後、子どもたちの出し物やゲームをみんなで楽しみます。 今年度も楽しいクリスマス会になるように、工夫をこらして行ないたいと思います。​

雪あそび会

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 冬の自然にふれながら、雪で遊ぶ楽しさを教え、丈夫な体づくり のために行ないます。全員で行ないますので異年齢児や保育者との心の交流も深められるように、一緒にそりに乗る競走を取り入れたり、雪玉入れなど共に楽しめるようにしたいと思っています。今年度も、園庭を上手に使い、前日から場所をならしたり準備をして、 子どもたちがやりやすいようにしておいてから、子どもたちがやりやすいようにしておいてから子どもたちと一緒に楽しみ、たくさん 雪に触れさせたいと考えています。さらにこの機会に雪との上手な 遊び方やスコップの使い方なども指導していきたいと考えています。

卒園式及び修了式

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 一年の締めくくりとしての卒園式及び修了式は、ひとりひとりがいつまでも心に残るようなセレモニーで送り出したいと考えています。卒園児の入場の際は幸伸保育園オリジナル曲『どうもありがとう』の歌をバックに、おかあさんと担任保育者へのお礼の言葉が入った音楽にあわせ、子どもたちの顔写真付きのペンダントを首にかけて、ひとりずつ入場してきます。入場を見守っている保護者にお礼の言葉をいい、自分で描いたおかあさん(おとうさん)の顔の絵(ラミネート加工)をし、席につきます。その後、園長よりその子その子の一番良かったこと【一等賞】を話してもらい一人ずつ卒園証書を受け取ります。その時に父母に子どもの表情が見えるように配慮し、演台の前において横向きで渡します。続いて修了証書の授与、スイミングスクールの賞状授与、園長の式辞と続きます。
 そして合奏・合唱(毎年違う曲)の発表。さらに次のお別れのことばは楽しかった思い出として、子どもたちそれぞれが印象にあったことを話します。その後、お別れの歌として全員で園歌『生きているってすばらしい』(オリジナル曲)と、在園児からのお別れの歌『君も心の翼ひろげて』、そして卒園児が保育園の思い出を歌った『きっとわすれないよ』(オリジナル曲)を涙をこらえて歌います。これで式は終了しますが、退場の際は、証書筒を胸に自分達がうたった歌をバックに、おかあさんと一緒にアーチの中を退場します。今年度も、卒園児と4歳児が参加し、3歳児は修了証書を受け取る代表者とスイミングの表彰者のみの参加とし、3歳未満児は不参加となります。帰りには、記念品や卒園文集、そして入園のころからの写真が貼ってある卒園アルバムや、今まで制作した絵画などを綴った『おもいで集』と在園児が園児のために制作したプレゼントをもらい卒園していきます。
 今年度も、ランチルームを『卒園児コミュニケーションルーム』として小さい頃の写真を飾ったり、式が始まるまでの親同士のコミュニケーションの場として提供したり、会場には花の鉢をたくさん飾り、明るい雰囲気で送り出したいと考えています。
 また、今年度は3月20日の日曜日に行ってみたいと考えています。

スイミング

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 体を鍛えるためと、小さいうちから水に親しむことを目的に3・ 4・5歳児が月4回、毎週木曜日の午前中にヤクルト東スイミングスクールにて行なわれています。スイミングスクールのコーチにすべてまかせるのではなく、保育者が子どもたちの衣服の着脱から指導し、一緒にプールに入りコーチの補佐を行なっています。保育園 と違う環境で知らないコーチに指導され、始めた当初は子どもたちにとまどいも見られますが回を増すごとに、それが喜びと自信に変 わってきます。8週ごとの進級テストは子どもたちに励みを与えますが、上級になればなるほど練習がつらくなるので、嫌がる子どもが必ず出てきます。そのような場合は子どもから理由を聞き、それをコーチに伝えることで対処するようにしています。さらに、幸伸 保育園は進級テストに重みをおかずに、子どもたちが心から楽しくスイミングができるように、コーチの方々と相談し、遊びの時間を 増やすことにより、嫌がる子がほとんどいなかったので、今年度も引き続き行なっていきたいと考えています。 
 また、スイミングスクールの参観日には、保護者も積極的に参加 してもらうことにしています。 
 そして、保育園での卒園及び修了式において、各クラスごとに、 スイミングスクール皆勤賞・精勤賞・最高級賞・進級テストの連続 合格賞などを保育園から授与します。 
 また、今年度より、進級テストの際にテストその時の結果だけをみて判断するのではなく、それまでの練習状況をも加味し、合格を 決めることにすると報告がありました。​

体育指導

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今年度も年に6回、3歳児クラス(45分)と4・5歳児クラス (60分)に園長が体育指導を行ないます。時間は9時30分頃か ら10時45分頃までで、場所は主にホールです。準備体操の後、 反射神経を養うための仰向けに寝た姿勢から笛の合図ですばやく起 き上がったりする運動や動物などの真似をしながら走ったり歩いたりする運動、フープを使いそれぞれの色のフープの中にすばやく入ったりする運動、積み木を利用して上に立ってかかしになったり、 チョウチョになったりバレリーナやおじぞうさんになりきり、バラ ンスをとって落ちないようにする運動やタオルを使い上に投げ上げキャッチしたりタオルをたたんで頭や腹、背中に乗せて落とさないように走ったりする運動やボールを投げたりつかんだりする運動、 障害物競走と称して、平均台・マット跳び箱・等を使いサーキット形式で競走する運動などを行ないます。運動会の近い月は、30メートル走を計測し、速く走れる喜びも経験します。すべてにおいて 無理をさせないことを基本に運動が好きになれるように努めます。

お誕生会

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毎月、お誕生会の日を決め、その月の誕生児を全員で祝います。 誕生児は元気に入場してきて、その月によりステージを使ったり、 丸くなったりして行ないます。担任の保育者より誕生児の紹介や入園当時の話、得意なこと苦手なこと、好きな食べ物嫌いな食べ物などの話をしながら、ひとつ大きくなったという自覚と自信をもたせるようにし、年齢に合ったプレゼントと、例年通り素敵なカードに手形や記念写真を添え、自分の一番好きな友達に渡してもらい、みんなでお祝いします。その後、保育者による人形劇や手品、ゲーム また、クラス別の出し物などを披露します。その他、その誕生日の子の給食には、かわいい飾りが付けられ、クラスにおいてもお祝いします。今年度も、天気の良い日はバルコニーや園庭でのお誕生会 にチャレンジしたいと考えています。

リトミック

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今年度よりリトミック研究会の青森市支部長指導の、音楽講師が保育園に来て、月に2回、3・4・5歳児:30分ずつホールにお いて、歌であいさつをしたり、ピアノに合わせて歩いたり止まったりスキップしたり、または、歌をうたったり、ピアノで高い音の時は手をたたいたり、低い音の時は歩いたり、いろんな変化をさせなが ら、動きます。リトミックは、『リズム』『即興演奏』『ソルフェ ージュ』の3分野からなります。この3つを中心にレッスンを展開していきます。レッスンで一番大切なことは、できるできないではなく子どもたち自身が『考え、感じ、表現すること』です。リトミ ックを通して、子どもたちの感性を豊かにし、表現力・集中力・協 調性を高めるなどの、心の成長のお手伝いを目的としています。

選択保育

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不定期ですが、子どもたち自身が好きな遊びの部屋を選び好きな保育者と楽しみます。保育室とホールの3室を使い、お絵描きの部屋・運動の部屋・制作の部屋・ゲームの部屋・折り紙の部屋・手遊び指遊びの部屋・忍者の部屋・ブロック積み木の部屋・ごっこ遊び の部屋・楽器の部屋など、子どもたちが楽しく過ごせるようにしていきたいと思っています。また、今年度は夏過ぎぐらいに、選択保育の日にそのまま給食も、自分で好きな席で食べ、昼寝も選択できるようにしたいと考えています。

合同保育

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不定期ですが、子どもたちが全員ホールに集まり合同で、ゲーム等で遊びます。段ボールやマット、フープ、平均台や跳び箱などを利用したり、おゆうぎを見せあったり、プレゼントをゲームの中に組み入れたりしながら、子どもたちが心から楽しめるような配慮を しながら、年齢にあった内容で行ないます。

避難訓練

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毎月1回、避難訓練を行ないます。主に火災を想定し、出火場所 も給食室・事務室・保育室・隣家などいろいろと毎月出火場所を変え、それによる避難経路も変えて行なっていきます。今年度も、2 階の3歳以上児が避難のためのすべり台を練習したり、階段の上り下りの仕方をきちんと決めて、危険のないように普段から行なっていく予定です。

 また、出火想定時間も保育時間だけでなく、給食時間、昼寝後すぐなど、いろいろな時間を想定して行なっていきます。特に冬期間 は雪が多いため避難経路の確保を十分にして、冬期間ならではの避難訓練をしたいと考えています。災害が発生した場合、園児の安全をはかり、精神的な不安を取り除くためにはまず保育者が正確な判断と沈着な行動をとることはもちろんですが、子どもが保育者の指 示どおり行動できるよう平素からの訓練を行ない、行動能力を養っておくことが必要だと考えます。 さらに、保育者自身が日頃の災害に対する心構えを養い、災害時に子どもの安全をはかるような行動について訓練を積み重ねておくことが、もっとも大切です。また、総合避難訓練は年2回、春と秋におこない、地震による火災を想定して消火訓練・避難訓練・通報訓練を行ないます。その他、防災点検会社より職員を派遣してもらい 実際に水消火器を使用しての消火訓練などを予定しています。今年度も、地震による外への避難訓練も行ないたいと思います。さらに 放送機材が停電で使えないことを想定し、非常サイレン付きハンドマイクを使用して行なってみたいと考えています。

 3月には、東日本大震災を踏まえて『防災の日』を設定し子どもたちに防災意識を持ってもらうと共に、給食では備蓄品(非常食) を食べる日を設けます。さらに、今年度も趣向を凝らしながら、保育者が迅速な対応ができるように『不審者侵入時』の訓練も引き続き行ないたいと考えています。

 

避難訓練における留意点

  1. こどもの出欠状況の把握

  2. 園内放送や保育者の伝達を正しく聞くことのできる訓練の徹底

  3. 非常用具、救急薬品の整備と配置箇所の確認

  4. 非常用具、救急薬品の活用方法についての訓練の徹底

  5. 避難場所・誘導方法の確認の徹底

  6. 災害に対する情報収集の確立

  7. 家庭との緊急連絡網の確立

交通安全指導

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年3回の交通安全指導を予定しています。1回目は6月に信号機の見方や正しい道路の渡り方などを園内で話をした後実際に交差点の道路の渡り方を現地で、交番の警察官の方々のご協力のもと行います。2回目は9月に、青森県警の『はくちょうクラブ』の交通指導員2名が来園し、DVDを視聴し、そのDVDを通して道路標識や信号の見方、ホールに擬似横断歩道を置き、渡り方の練習をします。3回目は1月に担当者がクイズ形式で交通ルールを勉強したり 今までの復習など、担当者がそれぞれ考えた指導を行います。 また、昨年度より幸畑安全協会より依頼があり行った、「道路においての交通安全のお願い」(折り紙金魚ねぶたをプレゼント)を 今年度も雨天時以外、行いたいと思います。

保育参観

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保育参観は親にとって自分の子どもの姿を見つめ直す機会のひとつです。家庭での姿と園での姿を重ねながら、我が子の成長に気づ いたり、我が子の様子をみて安心してもらえるように、父母の方々に配慮しています。今年度も、6月と10月の土曜日を予定しています。始めに、懇談会で保育園からのお願いや保護者の方々からの要望を聞いたり、クラス懇談も予定した後、各クラスの参観を行います。保育の様子を充分に見ていただき、子どもと共に楽しめるような参観になるように各年齢に合った内容を職員で相談しながら、 一緒に参加できるような参観を考えています。

個人面談

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10月ころから、一人当たり30分をめどに個人面談を行ないます。前もってアンケート用紙に家庭の様子を書いてもらい、それを参考に普段いえないことや、家庭での子どもに関する悩みなどを聞き出し、今後の保育の参考にしています。子どもたちの意外な-面が見られたり、夜更かしの原因などを把握しながら、指導に役立てたいと思います。

 また、最近の面談は父母の育児相談になってきて、話を聞いてあげたり、アドバイスすることも多くなり、-人当たり30分で終わらなくなってきています。核家族が多いので気軽に話せるような面談にしたいと思います。

給食バイキング

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今年度も例年通り、年3回にしたいと考えています。自由に好き なものを食べたり、自由におかわり出来る楽しさが、子どもたちに大好評の給食バイキングですが、結構手間もかかりますので、保育者も盛り付けやおかわりの手伝いをして調理員の負担を少なくしていきたいと思います。

また、今年度も、バイキングメニューの内容を職員全員で検討し例年子どもたちに大好評だった、手巻き寿司を今年度も取り入れたりパン類のバイキングも考えたり、おかずの種類も増やしたりしたいと考えています。 さらに、食事が普段から小食の子に、担任保育者がついて盛りつけを指導したり、小食の子でもおかわりの楽しみが味わえるようにしたいと思います。また、テーブルには花を飾り、落ち着くような音楽を聴きながら、そして調理員2名も参加し、盛り付けや食事指導の手伝いをしながら、今年度も楽しい給食バイキングにしたいと考えています。

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